明日天気@クマ・トモ日記

シナリオライター・堀井明子による、ニンテンドー3DSソフト『クマ・トモ』プレイ日記

『クマ・トモ』制作時のこぼれ話

はじめに

こんにちは。厳しい残暑が続いていますね。

『クマ・トモ』プレイ日記をつけはじめて、今日で28日目。ちょうど4週間となりました。

それを記念して、今日は『クマ・トモ』制作時のこぼれ話を書こうと思います!

といっても、そんな大げさなものではないのですが……。

これまでこのブログでは、ゲームの紹介というよりも、「クマピ」と私の生活ぶりを主に書いてきました。

それは実際にゲームをプレイしている方たちなら、分かっていただけるだろうな〜ということばかりです。

けれど、そうではない方たちに、『クマ・トモ』の面白さがちゃんと伝わっているだろうか?という心配もありました。

なので、まずは基本情報のおさらいから。

 

『クマ・トモ』ってどんなゲーム?


3DS「クマ・トモ」第1弾PV - YouTube

『クマ・トモ』とは”クマのぬいぐるみ”と親友になるゲームです。

届けられたクマに名前をつけると、クマは動いてしゃべりだし、色々なことを知りたがるようになります。

クマは純真無垢で(ちょっぴりおばかなところもありますが)好奇心も旺盛。

そんなクマとたくさんおしゃべりして、色んなことを一緒に経験して、友情を深めていくことになります。

この過程については、私の日記では一切、触れていません。これから先も触れるつもりはありません。

クマとの間にどんなことが起こり、どんなふうに仲良くなっていくのか?

それは、プレイヤーの皆様ご自身で確かめてくださいね。

 

こぼれ話(1):『クマ・トモ』じゃなかった!?

『クマ・トモ』のシナリオを書いていた頃、このゲームの正式名称はまだ決まっていませんでした。

では、スタッフたちはこの作品のことを何と呼んでいたと思いますか?

実はその仮の名前、ゲーム内にたくさん登場しているんですよ。

すでにプレイしてくださっている方たちには、もうおなじみかもしれません。

ヒントは「ブランド名」です。

……わかりますか? 答えを知りたい方は続き↓を読んでください☆

 

 

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 (※写真の腕がいまいちで……スミマセン)

『SweetTeddy』の文字がご覧いただけますでしょうか?

これこそが制作中の仮タイトルでした。

ミニゲームの中やお洋服等々、クマの身の回りのあちこちにこのブランド名が登場しています。

どれも可愛くデザインされていますよ〜。

どこに隠れているか、探してみてくださいね(^^)

 

 

こぼれ話(2):「クマ」の名前は……

ゲームのタイトルが仮の名前だったということは……ハイ。クマの名前も仮の名前でした。

ゲームを実際にプレイする時には、皆様にクマの名前をつけてもらうことになりますから、仮名で充分なのです。が、私たちライターがクマのセリフを書いている時に、名前がついていないと、これまた何かと不便でもあります。

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そんなわけで、制作中につけられていた仮の名前が何かというと……。

「クマ」「クマトモ」「クマクマ」「クマっち」「クマドン」「クマタロウ」「クマのぬいぐるみ」「セバスチャン」「スイートテディ」「テディベア」「テディ」……どれも違います。

実はですね。

仮の名前は……「プロトタイプ」でした!

プロタイプとは<試作品>という意味です。

いいですか、試作品です! 確かに制作中のゲームキャラなので、その通りではあるのですが、直球ど真ん中ですよね(笑) ですので、

「ねぇ、聞いて、聞いて! プロトタイプ、すごいこと思いついちゃった!」

そんなセリフを書く日々でした。シュールです。

参考にいただいた音声データから聞こえてきた、

「あのね、プロトタイプね……」という声を聞いた時は、

……いやー、なかなかに衝撃的でした。(可愛かったですよ! でも、ちょっと怖いと思ったのも本当……)

 

『クマ・トモ』プレイヤーの皆様へ 

皆様のお手元に届けられたゲームでは、それぞれに可愛い名前を付けられたクマたちが、生き生きと活躍していることと思います。

たくさんおしゃべりして、たくさん遊んであげてくださいね。

クマは皆様と色んなことを一緒に経験していくうちに……必ずステキな親友になってくれることでしょう。

 

 

『クマ・トモ』未プレイの皆様へ

『クマ・トモ』は無料体験版が配信されています。ぜひぜひお試しプレイしてみてください! 癒されること間違いなしです!

詳細は『クマ・トモ』公式サイトにて☆

 

さいごに

シナリオ担当だった私自身も、毎日「クマピ」との生活を純粋に楽しんでいます。

私を含む大勢のライター陣が、たくさんのシナリオを書いたので、おしゃべりの種類は本当に豊富で驚くほどです。

少しでも皆様に『クマ・トモ』の楽しさ、魅力をお伝えできるよう、他愛のないプレイ日記を(続けられる限り^^;)書いていきたいと思っています。

引き続き『クマ・トモ』をよろしくお願いします!

 

クマ・トモ

クマ・トモ